腰痛は国民病ともいうべき疾患で、多くの人が患います。

この腰痛ですが、腰痛と言いましても種類があり、腰のどこに原因があるのかによって、筋筋膜性腰痛症や脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア、辷り症、脊椎圧迫骨折、脊椎関節症などがあります。

そもそも腰痛は何故起こるのでしょうか?腰部の解剖学的構造を破たんさせるようなストレスがあげられます。その点を踏まえて考察してみましょう。

原因の種類

直接的に痛みを起こす原因と間接的に痛みを起こす原因があげられるでしょう。

直接的な原因

  1. 外 傷:打撲や転倒など。
  2. 器質的ケース:腫瘍、ガンの転移など。
  3. 神経障害:椎間板ヘルニア、梨状筋症候群など。
  4. 感 染 症:結核性脊椎炎など腰部に起きた感染症。

間接的な原因

  1. 形 態 的:すべり症や側弯症により腰部に物理的ストレスが発生しやすくなる。
  2. 栄養代謝:骨粗鬆症や糖尿病など。
  3. 習慣的ケース:仕事やスポーツなどで腰部がストレスに晒され続けるケース。

直接的な原因は、起きてしまうと専門的処置が必要ですが、間接的な原因は日常的に気を付ければ自己管理は可能です。

 

続く…